歌謡曲【天城越え】の作詞家、吉岡治先生が逝去

大変残念なお知らせです。天城にとって恩人とも言える「吉岡治」先生が逝去されました。

「天城越え」「さざんかの宿」作詞家、吉岡治氏死去
(5月17日20時26分配信 産経新聞・Yahoo News)
「天城越え」「さざんかの宿」など歌謡曲を中心に童謡、アニメテーマ曲など幅広いジャンルの歌を手がけた作詞家の吉岡治(よしおか・おさむ)さんが17日、死去した。76歳だった

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「天城越え」という言葉自体は、吉岡治氏の以前に松本清張氏の小説「天城越え」がありました。松本清張ファンの祖母はそれで知っていたのですが、やはり「天城」を一般に誰にでも耳慣れた言葉にして下さったのは、吉岡治先生と言えるでしょう。この1曲で「あの『天城越え』の天城です!」と天城は市民権を得ることが出来た。吉岡先生は天城の大恩人なのです。
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そう考えると歌謡曲や作詞家というのは、人の運命も変えるのだなぁと実感します。誰もがすんなりと覚えられる、音楽の力はすごいものがあるのですね。しかも石川さゆりさんの「天城越え」は、「昭和で一番歌われた歌謡曲」の堂々第一位なんですよ!すごいですよね?
今の天城があるのは吉岡先生のおかげです。本当にありがとうございました。これからも天城を見守っていて下さい。ご冥福をお祈りしております。
「天城越え」に登場する景勝地をめぐるお客様も多くおいでです。今は新緑が美しく、歩くだけで森林浴になります。どうぞ「天城越え」を口ずさみながら歩いてみてはいかがでしょうか。

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