泉質自慢の古湯〜子宝の湯としての伊豆天城吉奈温泉 その1

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吉奈温泉が「子宝の湯」として知られるようになったのは、どうも江戸時代以前のようです。
吉奈温泉の起源は記述が残っているものでも、西暦724年。神亀元年のこの年、吉奈に【善名寺】(ぜんみょうじ)が建立されました。開祖は行基上人、吉奈には【行基の滝】や【神亀橋】という地名・名前があり、この寺院と共に吉奈の温泉についても記述が残っています。
奈良・平安後期には存在が確認されている吉奈温泉が、広く知られるようになったのは江戸時代。
徳川家康が鷹狩りの際見初めたと言う側室お万の方は、沼津周辺の出身でした。既に「子宝の湯」として名をはせていた吉奈温泉の評判を聞いており、子宝祈願で滞在したのです。見事祈願のかいあって家康の10男と11男を授かったことから、「子宝の湯・吉奈温泉」は全国的に知られるようになりました。当時将軍家や大名に関わる滞在は全て新たに館を建て「本陣」としていました。当時「大湯」源泉の横で祭祀のための造り酒屋を営んでいた当家は、大正初期に「本陣」を受け継ぎました。
吉奈温泉は共同所有ですので、どの宿でも同じ「子宝の湯」に入ることが出来ます。但し、循環・加温なのか、手を加えない100%源泉なのかは施設によって違います。「御宿さか屋」は全ての湯船で「源泉100%掛け流し」を実施しています。
泉質は…ぜひ入ってみてください。これだけは百聞は一見にしかず・百見は一体験にしかず。とても肌に柔らかく、お礼参りの赤ちゃんにも負担のかからない単純泉です。
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