1週間ネットなしで生活してみた 〜 会話の大切さ

2/23付けのニュースにこんなものが。
【1週間ネットなし生活に挑戦してみた】
「2007年に電通総研が行った『生活におけるインターネットの重要度』に関するアンケート調査によれば、全体の6割が『ネットがないと不便』と答え、10代〜30代にいたっては3割が『ネットがないと生活できない』とすら回答した」
この記事では社会人として仕事する上で、ネットがいかに生活に入り込んでいるかをレポートしてます。連絡や情報の共有・調べ物も出来なくはないが、手間取ってしまう。もともと無かったものなのに「これが無いと生きていけない」なんて危機的状況かも。あまり頼りすぎるのも良くないのでは。
そうですねぇ。御宿さか屋としては実は「生きていけません」。日々の宿泊予約も約半分がネット経由ですし、日々の情報発信で成り立っている商売です。先の年末のように、長期休暇の前にブログが機能しないなんて、考えただけでぞっとします。
でも、まだまだネット販売していない宿も多い。昔は宿予約は直接電話するか、旅行会社経由しかなかったので、当然と言えば当然。旅行会社で多く取り扱われている旅館やテレビ・出版物に多く出ている宿はネット予約できないところもあります。また家業が多い旅館業は、比較的年配の方が運営している場合もあるからです。
御宿さか屋は「お客様の利便性を考え、ネット販売も採択した」と言う立場。でも、お客様の本当のニーズを掴むには、実は電話が一番わかりやすいのです。ご予約の際、いろんな事を話すうちに「どういう目的で、どうしたいのか」が分かります。宿泊も言わばお客様ごとのカスタマイズ商品になる。お客様としたら既に話をしていれば、宿の様子もわかって少し安心感も生まれます。
ネットが無くて不便だったというレポートも
「とはいえ、この生活を体験してみてよかった面も。それは電話する機会が圧倒的に増えたこと。用件を伝え、雑談が生まれ、その延長で飲みに行く約束もしました。脱ネットは、コミュニケーションを深めるのにひと役買ったといえるかもしれません」
という場面もありました。
旅館宿泊は「ハード(風呂・部屋)+ソフト(食事・接客)」の商品で、目に見えるものと見えないもの両方の提供です。加えて家業であることも多く、個人の趣味や雰囲気・精神性も影響します。
目に見える「物質」を販売している訳でない以上、そこにコミュニケーションなくしては成り立ちえない。それに「お客様に楽しんで頂くこと」こそが私達の仕事です。ネットに頼りすぎず、直接お話を伺うことが大切だなぁと改めて思いました。
私も「脱ネット生活」1日だけなら挑戦しようかな?
★脱ネット生活なら温泉でのんびり!空室状況はコチラ★
↓参加することになりました。よろしければ押して下さいませ
にほんブログ村 旅行ブログ 温泉・温泉街へ 人気ブログランキング【ブログの殿堂】 ブログランキングranQ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です