新茶の季節です!静岡県民とお茶の話

静岡県民にとってお茶は日常に欠かせないもの。お茶はいろいろ飲んでますが、静岡県民には独特のお茶習慣があるようです。
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水代わりにお茶を飲むのは当然ながら、焼酎割りも緑茶で割るのが静岡流。そして食後のお茶も寝る前も静岡県民の飲むお茶は「緑茶」、ほとんど「ほうじ茶」を飲む習慣がありません。京都人の友達は「ほうじ茶の方がスキ」と言ってましたが、静岡県民はもう「緑茶」じゃなきゃお茶じゃない。

良いこともあって異常な緑茶摂取量で静岡県のがん発生率は特に低いとか。どうもカテキンが効いてるようですね。

朝一番や朝食時のお茶はカフェインも多い緑茶でスッキリさせて、夕食後や就寝前はカフェイン少なめで身体にやさしいほうじ茶を、というのが一般常識とのこと。当館でも夕食後はほうじ茶、朝食時には緑茶をご用意しています(反対に「夕食時に緑茶」や「朝食時のほうじ茶」のリクエストにはお応えしにくく、ちょっとお時間を頂くこともあります)。
私共もお部屋食の場合は、食後のお茶をお出しする時にだまってほうじ茶を注ぐのではなく「ほうじ茶がいいですか、それとも緑茶ですか」とお聞きする事があります。そして当然ながら静岡県民ならばほとんど「緑茶」です。

また大抵の静岡人にとってお茶はお店で買うものじゃない。なぜかというとどこの家にもお気に入りのお茶農家さんがありそこから直接送ってもらうから。この新茶の季節はうちにも静岡市内の親戚から新茶が届きます。やはり一番の初ものというのは気分の良いものですね。
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またお茶農家によって得意なお茶もあるようです。私の母校は静岡の田舎なのでお茶農園も併設してます(おもしろいでしょ?)。こちらの農園の得意なお茶は「ほうじ茶」。学園祭などでも販売しますが時には売り切れてしまう事もあるとか。

そういえばお弁当持参の学生生活でしたが、お昼になるとお茶のやかんが各学年ごとに用意されており学校の緑茶でお弁当を食べましたね。その後お茶がらを掃除の時に靴のロッカールームに撒いて掃き掃除にいそしむという・笑
おばあちゃんの知恵袋的な学生生活ですが、ミルクで廊下を磨けとまでは言われなかったので良しとします。もちろんお茶摘み授業も当然ながらありましたよ。

昨今は宿泊料金の高いお宿でも、けっこうな割合で緑茶がティーバッグになって用意されているようです。一番の理由は「お茶がらで茶器が汚れるから」でしょう。あと現代の日常生活では「茶葉でお茶を飲む習慣が激減」して、ペットボトルのお茶が通常です。ペットボトルのお茶が売れているので、それに使われる安いお茶はだんだん市場に出なくなりました。抹茶の世界でも一番安いランクのものは品薄か品切れですもの。
女将は「お茶だけはちゃんと茶葉で出したい。静岡県だし第一美味しさが違う!」と御宿さか屋ではお茶屋直送の緑茶とほうじ茶を茶葉でご用意しています。ぜひ静岡のお茶を茶葉でお楽しみ下さい。

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