「2008年05月」の記事一覧

フルーティスト 野津臣貴博氏

さか屋は現在週末ごとにプロの音楽家によるミニコンサートを開催しています。一番初めにこの企画を始めたのは、実はさか屋の親戚でもある「野津臣貴博」氏から持ち込まれたのでした。
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現在大阪フィルハーモニー交響楽団の主席フルーティストを務める傍ら、大学など教育機関で講師もしている彼は沼津市出身。彼は幼い頃から何度か当館に遊びに来たことがありましたが、その当時から「この宿は面白いものがいっぱいある!」と大変興味深く思っていたそうです。ひとつひとつが本物で、味のある調度だったり、絵だったり。もともと先代の当館当主も岡本太郎氏と仲が良いぐらいですから、かなりの変わり者。芸術的センスが惹かれあうのかもしれません。
6年ほど前、たまたま八尾市でフィンランド・ラッペーンランタ市交響楽団フィルのコンマスだったバイオリニストとピアニスト藤田雅氏と野津臣貴博氏の3人でトリオリサイタルをする予定だったのですが、その前哨戦でさか屋でライブをしてみないかと持ちかけられたのです。
クリスマスシーズンだったので、お客様のほかに地域の方もお誘いして、かなり密度の濃いコンサートを開催(もちろん無料。さらにコーヒーやココア、クッキーでレセプション兼クリスマスお茶会付き)!
お客様はこんな田舎で「タキシードに身を包んだ3人のプロ音楽家達の音楽」を堪能したのでした。
フィンランド人の彼も日本の田舎の人々と話す機会など無かったので、素朴に喜んでくれる日本人を見て大変喜び、そのツアー中終始話題に上っていたそうです。
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5月始め、野津臣貴博さんは実家のお祖母様の葬儀に参列された後、父が「泊まっていけばいいじゃん」とお誘いしたのです。そのまま泊まりにいらした野津さんは一宿一飯の御礼にと私と父に数曲演奏して下さいました。「五木の子守唄ジャズ風」もなかなか面白かったです。単音だから上手下手が素人にも分かり易いフルート。狭き門であるその道で、野津臣貴博さんは一流オケの主席でもあり、大学の教授もしてる位です。流石の演奏を聞かせて頂き、うなってしまいました。
近々またコンサートをして下さる事になりましたヨ。何時になるかは、お楽しみに。またお知らせ致します♪

野津臣貴博(フルート)
桐朋学園大学、英国王立音楽院首席卒業。アメリカ・エール大学大学院に奨学金を授与され入学。1990年より5年間フィンランド・ラッペーンランタ市交響楽団の首席フルート奏者を務め、ワシントンD.CでのNFAフルート・コンクール第二位受賞をはじめ、内外の国際コンクールに入賞。1990年と1991年PMF参加。これまでにソリストとしてフィンランド、イギリス、アメリカ、ポーランド、ドイツ、イタリア、ハンガリー、ルーマニア等に招かれ、2004年にはフィンランド・ラッペーンランタ市交響楽団の定期演奏会にて「尾高尚忠フルート協奏曲」をフィンランド初演。また指揮者としても活躍する。現在、大阪フィルハーモニー交響楽団首席フルート奏者。相愛大学、大阪国際滝井高校、ドルチェ・ミュージック・アカデミー各講師。イギリス・ストラトフォード国際フルート音楽祭招聘講師。日本フルート協会理事。

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