伊豆の【かかりつけ湯】をぜひ知ってください

先日7月21日に修善寺「ラフォーレ修善寺」さんにて【かかりつけ湯】総会でした。
「かかりつけ湯」は、静岡県の外郭団体、ファルマバレーセンターが選んだ、健康増進や癒しのための伊豆の温泉宿です。
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「良質な温泉とおもてなしが堪能できる、新たな伊豆の温泉ブランド」・・・それが「かかりつけ湯」です。こうやってHPを見直すとかなり良いことが書いてありますね。

今の時流にはちょっと地味なコンセプトの「かかりつけ湯」ですが、温泉に一番必要な要素が盛り込まれています。しかも静岡県ファルマバレーセンターの後押しです。

静岡県では今「富士山麓ファルマバレープロジェクト」というものが進行中。
医療からウエルネスまで世界レベルの研究開発を進め、県民の健康増進と健康関連産業の振興・集積を図り、特色ある地域の発展を目指すと言うものです。

県立静岡がんセンターの開院を契機として始まり、平成17年11月には、がんセンター研究所が開設、県内外の大学、医療機関、民間企業、研究所等による共同研究を推進しています。

平たく言うと「県民自身が健康になる事と健康を産業にする事」を推し進めているのです。日本有数の温泉地でもある「伊豆」を抱える静岡県としては「温泉を積極的に健康増進に役立て、明確な産業の一つ」にしたいのですね。昔の湯治治療が見直され、現代風にアレンジされるのが「かかりつけ湯」です。

かかりつけ湯HPを良く見るととても良いことが、沢山書いてあり「おっこれはキャッチコピーに使えるゾ」と思うフレーズ満載です。しかしながら内容はいたって地味。温泉成分などの明示や学術的な裏づけも必要なので、地味かつ堅実のようです。一生懸命取り組んでも、なかなか集客し収益を得るまでにはならない。しかし理念は非常に素晴らしいのです。

これを理解し積極的に「かかりつけ湯」をご利用して下さるとありがたいです。まずなにより、もう少し知ってもらう努力が必要ですね。