「2009年08月」の記事一覧

伊豆の美味しいもの~沼津 ブラスリー【ラパンアジル】

地元の旅館の息子さんに「地元で美味しいお店知りません?和食以外で」と聞いた時も出てきたお店です。沼津のビジネスホテルの1階にあるフランス料理店。ここは手頃なお値段で、しっかりとしたプリィフィクスコースが食べられます。今回は前菜+お魚料理+お肉料理+デザートのコースにしました。

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今話題のジビエ料理「鹿肉」のお皿。
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次はお魚料理
パリッと焼かれた白身魚と松茸のポワレ。酸味の利いたグリーンのソースに枝豆。
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えびっぽいものを包んだ何か。
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なんちゅう説明やねん!って美味しいです・・・

沼津【ブラスリー ラパンアジル】

身延山に行ってきました

吉奈温泉のランドマークはもちろん【善名寺】ですね。もともと違う宗派の寺院だったのですが、江戸時代多くの寄進をしたお万の方が自身の信仰する「日蓮宗」に改宗させたのです。
そんなこんなで、もちろん当家も何かあるごとに日蓮宗の総本山「身延山久遠寺」に出かけます。今回は例の失踪騒動中…。
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私共家族にはとーっても好きなものが幾つかありますが、その中でも大きな位置を占めるのが「富士山」と「お寺」。身延山には富士山とお寺両方ありますし、うちの社長は『神?頼み』が生活の基本。どちらかと言うとけっこう頻繁に身延山に出かけます。参詣する事によって日常のいろんなことをリセットする意味もありますね。
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やはり精霊が集まるような「パワースポット」に来ている感じがします。清浄な空気感となんとも言えない静けさ…こういうところに来ると気持ちが引き締まり、気分が良くなります。お線香の香りは日ごろの俗世の垢を洗い流してくれそうな感じがして割合とスキ。
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団体で参詣においでの白装束の方々も多かったです。しかし4時半には添乗員さんの掛け声で記念写真を撮って、瞬く間に居なくなりました。
ピッカピカに磨かれた廊下の先で涼む人たち。一番いい位置ですね、ソコ。
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5時45分かな、お寺の若い衆が大きな鐘を突きます。それを待っている方もちらほら周りにおいででした。荘厳な鐘の音を聞いた後、久遠寺を後にしました。

今回は次第に忙しくなる夏のシーズンに向けて、いろんな意味で雑事を頭の中からリセットする為に出かけました。そんなに信心深いほうではないですが、お寺ってやっぱイイですよ。

身延山久遠寺HP

東名も一部を残して開通!

本日を持って東名高速道の一部を残して開通となり、地震被害についてはひと段落となります。
今回の地震を経験して「良い教訓になった」と言うのが正直な感想です。普段から地震災害を想定しながら生活している静岡県民ですから、いつか来ると言われる「東海地震」への注意喚起になった事でしょう。

「東海」備えしっかり 静岡6割「家具固定」(2009/08/12 15:53更新・産経新聞) 11日早朝の大地震に見舞われた静岡県では、交通網が一時マヒしたり断水が相次いだりするなど市民生活に大きな影響を与えた。ただ、死者は12日午前10時15分現在、1人にとどまっており、建物が全半壊するなど甚大な被害もなかった。(中略)  平成19年度に県が行った県民意識調査で「東海地震に関心がある」と答えたのは95%。「一部でも家具を固定している」と回答したのは63%と、他の自治体に比べ「かなり高い水準」(県)を維持している。
県の対応も素早く、地震発生直後の午前5時半に災害対策本部を設置。6時には川勝平太知事をはじめ各部局長が出席し、本部員会議を開いた。
富士常葉大大学院環境防災研究科の重川希志依(きしえ)教授(都市防災)は、今回の被害状況や県の対応について、「東海地震に備え、構造物の被害抑止対策がしっかりしていた。阪神大震災以降、行政側が地震後の対策を意識して訓練を重ねてきたことも素早い対応につながった」と評価した。

大きな被害が無いのは普段の心がけのおかげでしょう。皆様から心配のメールやお電話を頂きましたが「東京でも震度4であんなに揺れたんだから震度6の伊豆はもっとすごかったんでしょうね」と言われ、ある意味想定内なので「そんなにスゴクはないですよ」とつい答えてしまいます。
地震直後に公共放送を含め、マスコミから3回以上お電話があり「そちらの被害状況は」と聞かれました。特段お伝えする事も無いというと、ちょっと残念そうでした。報道関係の方は被害を探し回る傾向があり、現地の者としては報道自体がかなり過大だと感じています。
伊豆から見ていると「静岡県中西部の方が東名の崩落や屋根が落ちたりなどで大変そうだな」と思っていたのです。そこで静岡市内の友人に電話をしたら「こっち(静岡市内)はたいした事ないけど、伊豆は大変そうな感じじゃない?」!!!
つまり地震想定内の静岡県民にとっては、どこでも被害はほとんど無いに等しいのです。と言う事はマスコミが同じ被害を報道しているだけ…。だって東名道とかビールケースとか同じ映像しか見ませんものね? 以前どこかの地震の時、あるマスコミが「本屋の本を買い切りわざと散乱させて写真を撮り、被害を捏造」したことがありました。静岡県は【観光県】ですから自らの被害をお客様に「正確にお伝えする義務」があります。それ以上でもそれ以下でもありません。
13年前「伊豆半島東方沖地震」の時の「マスコミによる『風評被害』」は今でも伊豆の人々の頭から離れる事はないでしょう。じゃらんネットなどを見ると多くの施設が「被害なし」と報告しています。今は個人が情報を正確に発信できる時代になりました。小さな宿からしたらマスコミに対向出来る唯一の手段。どうぞ参考にしてください。
後述:ちなみに愛読している「超」地元紙の「伊豆日日新聞」では8/12のみ地震の報道あり。8/13は地震の「じ」の字も見当たらず…。こんなもんです。

早朝の静岡県地域の地震について

こちら伊豆天城湯ヶ島の吉奈温泉。先ほどの地震だと震度6弱の地域です。 本日早朝の地震は「今までになかったゆれ」とかニュースになっていますが、伊豆の人間にとってはそれほどでもなかったと言うのが感想です。と言うのも、実は既に起きて作業をしていたからです。
一瞬「出口を確保したほうがいいかな?」とよぎりましたが、動く前に揺れは収まりました。警報の音源を止めた後、館内を見てまわりました。防火扉は地震に反応し作動してましたので、元に戻して。巡回中に驚いて出てこられたお客様に2名お会いしましたが、その他の方々は特に混乱もありませんでした。その後、体感する余震は感じません。 事務所の本棚からモノが少し落ちたり、立てかけてあった軽い絵が落ちたりしましたが、建物に大きく亀裂が入ったとかはありません。もちろん営業上も問題はなさそうです。
伊豆箱根鉄道にも電話してみました。現在は運休し線路を点検中で、試運転をしてから本格稼動するそうです。現在のところ問題点は無いようですが、遅くとも午前中には結論が出るとの事。 JRも同じく線路の点検に時間を取っているようです。
伊豆の人間にとっては「久しぶりの地震」ですが、当然ある程度慣れています。いつものようにいつもの如く淡々と行動しただけです。ライフラインにも問題はありませんし、市内で火災も起こっている様子はありません。どうも 静岡県中西部の方が被害が出ているらしいです。静岡県東部の伊豆市はまだ被害たる被害の報告がありません。
函南町からの社員も出社していますので、東名道さえ開通すれば当館までは問題なく来れるようです。お客様には安心して(というのはまだ早いか)来て頂いて、問題はなさそうです。追ってご連絡いたします。取り急ぎおしらせまで。

当館までの道のり~地震の影響について

お手数ですが迂回が必要な場合がございます。現在の情報では以下の方法がおすすめです。

【車での移動】

東名高速道路は大井松田~豊川IC間 上下線とも通行止め
(菊川付近で道路崩壊)復旧の見込みなし

迂回路は以下の通り:
東京方面より  小田原厚木道路⇒真鶴道路⇒熱海経由⇒熱函道路⇒伊豆中央道
中央道(八王子経由)⇒富士五湖道路⇒御殿場⇒246⇒国道1号線⇒伊豆中央道

名古屋方面より 中央道⇒富士五湖経由⇒御殿場⇒246⇒国道1号線⇒伊豆中央道

【電車での移動】

JR三島駅まで (東海道新幹線)は運転再開・遅れあり
JR三島駅 ⇒ 修善寺駅(伊豆箱根鉄道)も運転再開・遅れあり

※JR東海道線(熱海~豊橋間)現在のところ運転見合わせ

主だった駅からでしたら、新幹線利用の方が確実です。「踊り子号」などの在来線は雨に弱いので、運休しやすいのです。

お客様にはご迷惑おかけいたします。申し訳ございません。心よりお越しをお待ちしております。

御宿さか屋 拝