「お)行ってみました!伊豆の観光スポット」の記事一覧

下田「第75回 黒船祭」に行ってみました

こーんなきれいに晴れた日。向こうに見えるは伊豆白浜。伊豆七島もくっきり見えたなんて初めて!
6092-黒船祭
生まれて初めて「黒船祭」に来てみました。
一番の興味は「軍艦見学船」!9000トン8000トンの米ミサイル駆逐艦2隻に日本の護衛艦も停泊中とあって、これは見に行かねばと出かけました。

サスケハナ号よりちょっと小さめの「五百石船」に乗り込んで、ぐんぐん下田港を突っ切ります。切符もぎりの方や船長・スタッフは本日「黒船祭」のため、お代官や西郷さん・お侍になってます・笑

シャッターチャンスはいっぱいあれど、ちょっと壊れかけのデジカメのためうまく撮れない・汗。
6107-黒船祭
これは護衛艦「やまゆき」

6122-黒船祭
こちらは米ミサイル駆逐艦「ジョン・S・マケイン」
進 水 1992年9月26日
全 長 153.9メートル
全 幅  20.1メートル
排水量 8362トン6123-黒船祭
間近で見られて女将も社長もテンション上がってました。
次はサスケハナ号にも乗りたいねと話してました。

6136-黒船祭
米軍艦からは白いセーラー服姿の本物のNAVYの方々が、小舟で下田港に上陸。

6138-黒船祭
下田で佐世保バーガーを購入中のNAVYの方。んんん?

もともと当館の社長はお舟大好きのため、本日はちょっと早めの「パパ接待」なのでした。彼はベリーダンスに感動した後、流しのロック侍に聴き入って、ご満悦で帰ってきたのでした。

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創作会席&一般室は以下のプランです。
創作会席【天城越え十八品プラン】20,500円~22,000円
軽め会席にキンメ付【謝恩★特別会席プラン】18,500~21,500円

岡本太郎気分に浸るなら?気軽な大名焼プランは以下のプラン
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伊豆天城 吉奈温泉
源泉かけ流しの湯 御宿さか屋 0558-85-1100
http://www.yoshina-sakaya.co.jp/

西伊豆の旅~土肥温泉・象牙美術宝庫

西伊豆の土肥にある「象牙美術宝庫」。ここはうちの女将のおすすめ観光スポット。なんせもう入手出来ない象牙の美術品がわんさか、しかも国宝級。

とにかく絶句です…
象牙・玉_0131.jpg
この象牙玉は球体を奥に掘り進み層に切断していくので、中でくるくる回ります。その繊細さは網のような透かし彫りを見て下さい。前列は作られる過程を現したもの。中段は電動やすりを使った機械彫りの細工で、50層だとか。一番奥にある象牙玉は手彫りの20層のものです。↓これで中身はぐるぐる回るんです!
象牙・玉_0133.jpg
故宮博物館にある象牙玉が手彫りの世界最高で22層のものですから、これがどれだけスゴイものかは推して知るべしです。
象牙・花_0141.jpg
牡丹や水仙の薄ーい花びらまで。後ろが透けて見えそう。
象牙・花_0142.jpg
もちろん鎖も刳り抜き、はすの産毛まで表現されてます。「象牙の肌」といいますが、その白さ、美しさは宝石にも勝ります。すっかり魅了されてしまいました。

西伊豆の特産品「桜葉漬け」で財を成した館主さんは、中国にその技術を教えに度々行っていたのです。これらの貴重な象牙細工をワシントン条約締結前に日本に持ち帰り、コレクションは300点を越えたので、地元観光に役立てたいとこの美術宝庫を開館したとか。
象牙・桃_0146.jpg
象牙の他に輝石・宝石で作られた細工物。これはおめでたい桃の木。多産を表し子孫繁栄を願って作られる縁起物。カワイイ。
象牙・果物_0148.jpg
微妙な天然石の色合いをそのまま生かして作られています。
象牙・満漢全席_0149.jpg
面白かったのはコレ ↑ 「満漢全席」の食材を全て輝石・宝石の色を使って表しています。ピーナツからタコ、魚、野菜まで全部石!
象牙虎_0150.jpg
象牙ってまともに買うとこの値段です。桁を間違えますね。しかもこれ割と小さいんです。
象牙小物入れ_0151.jpg
「可愛くて欲しいな~♪」なんて気軽にいえないお値段。可愛くない。

今の時代「象牙」という素材に微妙な考えも抱きつつ見に行ったのですが、芸術品としての価値は素晴らしく高い為、一瞬全てを忘れて心奪われました。やり直し出来ない素材なだけに、作り手はそれこそ命を掛けて作ったんだという気迫にも圧倒される。さらに学芸員の方がきっちり説明して下さるので、わかりやすい。「コレは象牙を30本使っています」と説明されることで時々「そうか、これは象牙なんだ」と思い起こされますが。

多分これらの芸術品は中国にとって本当は「国の宝」だったのでしょうが、時勢が悪く財産を持っていると罰せられる時代があったので、大量に放出されてしまったのでは。日本の浮世絵みたいに海外でしか見られないとは、残念ですね。

とにかくお金では換算できない(総額数十億円と書かれていますが)価値の高い美術品が、わんさかあります。チラ見でも充分伝わりますが、時間をかけて回りたいものです。
象牙美術宝庫
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伊豆の美味しいもの~おおき牧場・グリーンヒル土肥

さて、先日西伊豆めぐりをしてきたのですが、やはり食べ物ネタは欠かせません。いつものぞく「おおき牧場」のドライブイン「グリーンヒル土肥」にまた行ってみました。

さっそく目を引いたのはコレ!「生しいたけをセルフで焼いて食べる」250円という斬新なアイディア。実際生しいたけを炭火で焼くともんのすごく美味いデス!天城の地元ではしょうゆをつけるとしいたけの風味が消えちゃうので、「しょうゆの焼酎割り」というタレにつけます。これは是非お試し下さい!
土肥・しいたけ焼_0112.jpg
アイスクリームスタンドに行くとまた目を奪われました。「椎茸チャーシューバーガー」280円のPOPです!パン・チャーシュー・椎茸・わさび・全て自家製という熱のこもった逸品。一瞬ふらっときそうになりました。しかし…
しいたけチャーシュー_0113.jpg
冒険心の無い自分を多少情けなく思いながら、本命を頼みました。「びわアイス」450円。ごっろごろびわが入って、果物感満載。ミルクも美味しい。うちの父も「コレなら450円は仕方ない」と。おすすめです。
びわアイス_0117.jpg
どなたか、ぜひ「椎茸チャーシューバーガー」をお試し頂き、是非感想をお聞かせ下さい!お待ちしております。
★グリーンヒル土肥★さか屋から車で20分
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西伊豆の旅~戸田造船郷土資料博物館

先日韮山の「江川邸」に行きましたが、その際伊豆の歴史の奥深さに、改めて感銘を受けました。
ペリーが黒船でやってきた時から、幕府は開国へと導かれますが、この小さな村もその一役をかいました。ここは近代造船の始まりの地なのです。
戸田港_0167.jpg
鎖国していた日本に黒船の次にやってきたロシア船「ディアナ号」。下田停泊中に安政の大地震の津波で大破し、これの修理を小さな漁港「戸田」で行う事にしました。しかしその船は運ぶ途中、荒波で戸田港に入りそびれ、途中沈没してしまいます。その乗組員の受け入れと彼らがロシアに帰るための船を作ることになったのが、戸田の船大工達。幕府とのつながりが強い廻船問屋が仲立ちをし、江川太郎左衛門も協力して、ここで近代造船技術が培われたのです。
戸田・造船郷土_0174.jpg
私の疑問は「こんな小さな漁村に多くの廻船問屋がいて、政治力を持った事業がなされていた」という不思議。何ゆえ事業力があったのか?と言うことです。

資料館の方にお聞きしましたが、実は戸田の廻船問屋は、江戸城築城の際の石材を切り出して届けていたのだそうです。伊豆は有名な「伊豆石」という美しく堅牢な石の産地でもある。遠くは九州まで、全国の多くの城主が伊豆石を戸田の廻船問屋に頼み運ばせたのだとか。そりゃお金持ちになる上に、政治的な意味も強くなりますね。納得。
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駿河湾は日本で一番深い海。そこに住む特殊な生物が展示されている「駿河湾深海生物館」も併設されてます。
おにぎりみたいなカニみたいな?
戸田・ラブカ_0178.jpg
この「ラブカ」は生きた化石と言われる深海魚。絶滅したと思われてましたが、昭和58年に一度捕獲され「三津シーパラダイス」にて48時間のみ生存していたものです。

面白いのは深海生物だけに、すごい圧力の中で生きているもの。生きたままの保管はとても難しい。だからみんな「ホルマリン漬け」で保存。ここはもちろん教育委員会の管轄なので、小学校の理科室のような懐かしい感じがさらに興味深い。
★戸田造船郷土資料博物館★
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西天城高原 ~ コメザクラと新緑の天城

桜も終わる今の時期、西天城高原では一斉に特有種の【コメザクラ】が咲きそろいます。高原地域に咲くため通常の桜より小さく、低く群生する可愛らしい桜です。
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この桜を見るには、吉奈温泉の奥から西伊豆に抜ける道路をずんずん進みます。ここは8年前天皇陛下が植樹祭を行った場所でもあり、その為結構きれいに道路整備されています。見晴らしもサイコー!
コメザクラ・西天城道路_0018.jpg
この辺りは昔、先々代のさか屋主人が多くの杉を植えた場所です。森のまちだった天城は植林も盛んで、一大産業でした。最近では異常気象で突風が吹くと杉もバンバン倒れてしまいますが、この杉林は状態が良い木が多かった為、数年前買い手が現れ切り出されました。向こう側に西天城高原が見えます。
コメザクラ・西天城道路_0029.jpg
この日は天気も良く、様々なブルーとグリーンに折り重なった天城連山が遠くまで見渡せました。
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この清楚で控え目な愛らしい桜は有名ではありませんが、一部花好きの方々には魅力的な存在で毎年楽しみに訪れる方も多いです。
今回女将が「どうしても見たい!」と訪れた時も、毎年来ているというご夫婦にお会いしました。
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この道沿いは左下に西伊豆の海も望めますヨ。
コメザクラ_0097.jpg
萌え始めた若い新緑と薄いピンクのコメザクラのコントラストは、この地方独特の景色です。ぜひ見て頂きたい天城の春…どうぞお出かけ下さいね♪
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