「た)さか屋の上手な使い方」の記事一覧

宿での滞在を楽しくする方法~【さか屋スタイル】に乗ってみてください

いよいよ名物の「さか屋大楓」が本格的に新芽を広げ始めました。この新しい若葉がどんどん色を濃くしていくのを見るのは、何とも心地良いです。
さか屋大楓・新緑_0302.jpg
ところで、これからはいよいよ行楽シーズン。
実は宿での滞在を楽しくする、重要なコツをご存知でしょうか?これはどの宿に行っても同じです。

それは「郷に入っては郷に従え」を実践すること。日常から離れるために温泉に来ているのに、ご自分の環境をそのまま宿に持ち込んでいませんか。夕食の時間、湯の温度、人の混み具合、部屋の空調などなど。ご自分の好みが皆さんあるでしょう。

しかし、ここでもう一度、考えてみて下さい。温泉に来ると意外と早くお腹が空きませんか。普段昼間から温泉に浸からないし、入浴は思ったより体力も使うからです。旅では全てが日常と違います。

当館の風呂は全て源泉100%掛け流しなので、加熱はしません。湯船の大きさや注ぐ量によって温度が違うように設定し、また長湯しやすいようにあえてぬるめに調整しています(ホントは温度が高い方が管理は楽です)。1℃温度を上下させるのに2時間かかる場合もあります。さか屋の湯は低温でも芯から暖まるので、いつまでもホカホカしています。むしろ熱い!

一口に宿と言っても50室以上ある大型なものから、3室しかないものもあります。ご自分の好みで居心地の良さを選びましょう。ちなみにさか屋は24室の宿なので比較的小規模旅館になります。但し昔は30室以上客室があったので、客室数に比べてお風呂などパブリックは広めに感じられるかも。
白藤の湯_0273-1.jpg
さか屋は玄関にずらっと仲居が居並ぶような宿ではありません。当館ではお客様は主役と考え、スタッフは裏方に回ります。姿を見せるのは最小限に、館内もなるべくお邪魔にならないよう静かに移動。仲居というスタイルを採用せず、主人や女将が直接お客様のお声を聞ける様努めています。ご案内時やお食事など必要な時にはそばにおりますので、どうぞ遠慮なくお申しつけ下さい。

私はスタッフの多すぎる店が好きではありません。人が多い=人件費が高い=お客様が高い料金を払っているという事です。「人が多ければ良い」のは団体旅行時代の考え、現在では人事管理された少数精鋭の方が好ましいようです。

また到着時はお茶を飲んで頂きながら、宿帳に記入やそれぞれ当館のご説明・お食事の時間・プランの確認などを致します。わからない事などはこの時お聞き下さい。お部屋に入られてからも、困ったことなどは、すぐにフロントまでお電話下さい。お客様に快適に過ごして頂く為の私共です。どんなことでもご遠慮なく。

問題発生やわからないことはその場でまず聞いて下さい。出来る限りお応えします。お家に帰ってから言ってもどうにもなりません。楽しい休日を過ごして頂きたいのは、お客様も私共も共通した願いです。

宿がおすすめするには理由がある!提案に乗ってみると意外に楽しかったりスムーズだったりします。食事時間が5:50スタートなのも、貸切風呂を明るい内におすすめするのも、そのお客様に一番良い時間だと判断しているから。私共もプロですので、この見極めはその後お客様が楽しく過ごせるかを基準に考えています。温泉の醍醐味は明るい内に浸かってリラックスすることですし、日暮れ時の食事は気持ちを贅沢にしてくれます。【温泉時間】とも言えますね。

私が個人的に旅する時も「おすすめには乗っておけ!」これが基本です。特に宿は普通のお店より滞在時間が大変長く、命を預かる商売。お客様に対して大きな責任がある。絶対にいい加減なことは出来ないし、お客様ががっかりするようなことはすすめません。お客様に楽しんで頂くのが、何よりの喜びなのですから。

というわけで、旅に出る時はいつもの習慣から、ちょっぴり抜け出てみてはいかがでしょう。温泉と美味しい料理と暮れゆく田舎の風景と…。新しい発見や癒しが見つかるかもしれません。
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河津桜へお出かけの方!3月の土日は覚悟しましょう

今日の伊豆は凄かった…。

11時50分頃、沼津に用事があって出発しました。まず吉奈温泉入口のところから、既に河津方面に向かう道路が渋滞。通常は当館から河津まで約30分で到着しますが、今日はどれくらいかかったのか想像もつかない。
※後でわかりましたが、「浄蓮の滝」周辺で事故があった為、渋滞していたようです。

一番便利で安全な「中伊豆街道」がこの調子ですから、伊豆の東側道路や西側道路は問題外、もっと大変です。3/1の土曜日、最後にご到着になったのは確か7時半すぎておいででした。これでは宿に着く前にヘトヘトになってしまい、充分楽しめません。

御宿さか屋では、出来る限り5時までのご到着をお願いしております。この時間に到着していないと、お食事もお風呂も、充分楽しめないままに宿を後にしてしまう場合が多いのです。せっかくの旅行、ゆったりとお過ごし頂きたいのです。

今週末の3月8日・9日も安易な計画は無謀です。宿泊当日に「河津桜を見に行こう」とはお考えにならない方がゼッタイ得策。ホントです。

河津桜の花見は宿を早めに出て、朝一で訪れるに限ります!←これ絶対おすすめです

ちなみに、途中のコンビニでは、おにぎりやサンドウィッチは全て売り切れでした。とにかく早く行って午前中にお花見を終わらせる。または修善寺以北のコンビニで、あらかじめ食糧&水確保が必須です。

まさに【伊豆・河津桜~渋滞・春の陣】ってトコでしょうか。

★上手に渋滞を回避して、効率よく観光するならこんなコースがおすすめ★
1日目 午前中のうちに伊豆に入る。東名沼津ICからR136へ
まずは 伊豆長岡か韮山で【いちご狩り】いちご狩り30分食べ放題
修善寺駅で名物の駅弁【アジ寿司】を買う。
もしくは修善寺駅の売店の【駅そば】も美味い。お昼はささっと軽めに。
修善寺か月ヶ瀬で【修善寺梅林】か【月ヶ瀬梅林】
梅の花見をしながらお弁当タイムも良し。
3時~4時ごろ 御宿さか屋にチェックイン

2日目 8時の朝食で9時までには宿を出発
必要なら吉奈温泉入口のローソンで飲物購入。
10時半に【河津さくらまつり】会場到着。
11時半~12時ぐらいには河津出発。
東ルートR135も楽しいが、運転者にとって楽なのは
R414で中伊豆を帰るコース。

いかがでしょう?渋滞は「誰もが同じ行動をする」から発生します。その逆を行くしかない。大抵の宿は10時がチェックアウトタイムですし、それから「さて、どうしようか」と考えます。そしてみんな「3時にならないと帰りのことを考えない」。土曜日に河津を3時出発すると平常時30分のさか屋到着が、3時間かかってしまうかも。
とにかく渋滞は時間のムダ。休日を有意義に使うことをおすすめします。

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