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にわか山ガールでもOK★天城山へ登ってみませんか?

山シーズン、そろそろですよ~!

とは言っても「そんなにハードなのはちょっと…」というアナタ!そうですよね~私も「あんまり運動しない方だし、軽いウォーキングぐらいならいいんだけど」と思ってました。実は路線バスがあるんです、八丁池口バス停まで。

東海バス 4番線 湯ヶ島・河津方面行きバス停
修善寺駅発 08:40~吉奈温泉口 09:01~八丁池口 09:53
※4~10月の土休日と4/30~5/2と11月の毎日運行

下車後あと3キロ歩けば八丁池に辿り着くと知り、天城人として八丁池ぐらい行っておこうと参加しました。
天城山-2 120-1
八丁池口行きバスは環境保護の為一般車は立入り禁止の道をずんずん登っていきます。この眺めを見るだけでもかなり爽快!天城は森の町なんだと感じる瞬間です。植林された姿もまた美しい…と感動。

バス停について歩き始めるとヒメシャラの木肌の美しさに見とれたり、小雨を受け止めたブナの葉から、幹を伝って流れる水音を聞いたり、まさに森を体感です。
天城山・霧2 123
私の父が天城旅館組合に参加していた頃「バードウォッチングが楽しめる山」として山道を整備したそうなのですが、そこここに野鳥の案内が設置されていました。けっこう急ぎ足で登って行ったのですが、もう少しのんびりでもいいかもしれませんね。…

身近な山ですが天気は変化しやすいので、しっかりした運動靴と雨合羽・防寒着などの対策は必要です。
途中展望台もあり、晴れていれば伊豆の周りをぐるりと見渡せます。幾つかの展望台も周りながら、目的である八丁池に到着。とても静かな八丁池はその名の通り周囲を歩いて八丁(約870m)ほどの距離。水神様の像もあります

森の中は本当に静かで、鳥の声と草を踏みしめる音だけ。そしてなぜか水の流れる音。木々がいっぱいに広げられた木の葉で湿気を受け止めて、自らの幹づたいに水を根元に集めてるのです。

この水を含んでいるのが天城山水系の源流。山が雑木林を含んで健康な状態であれば、水は多く保たれ清流の元になりますが、現代の植林後のケアが出来ない所では根が浅く地すべりや倒木が発生します。

これらを体感しながら歩くには、やはり専門家が付いていると安心です。「山の案内人」は天城観光協会でもご紹介できるので、問い合わせてみてはいかがでしょう。