伊豆の旨いもの~三島広小路「創作居酒屋THEすすきの」のジンギスカン

実は三島に北海道料理をお手頃に食べさせてくれるお店がありまして、ちょっと通ってます。

最初はFBで知りすごいお店があるぞ!と伺いました。
当時はいわゆる赤いもの「いくら・かに」がどんどん高騰しはじめて、私たち飲食店業界ではなかなか手を出すことが恐れられるメニューとして認識された頃でした。
なんと太っ腹な!
豪快に北海道食材を投入して、それはもう絶句・・・


いくらとサーモン丼
はぁ?うそでしょ!? の1200円

対して私のお気に入りは
帆立が大降りに切られ、その上にとびっこがどっさり!プチプチ食感がたまらない

ほたてぷつぷつ丼(名前がこんな感じでうろ覚え)880円

そして最近ハマったのは「生ジンギスカン」1300円ぐらい

あれ?どっかで見た感じ・・・?
そう、導入がオンヤドサカヤの「大名焼」に似てま・・・すよね。
もちろんこちらは生のラム肉ですが。


~ここからは御宿さか屋の大名焼の話~

当館さか屋の「大名焼」はいのしし・牛・豚の3種類。こんな感じで蒸し焼きにしでがっつりいくのです。↓

私好きなんですよね~ 「大名焼」。様々なお野菜を並べこんもりとさせた上に3種類の肉をカバーするように乗せて、野菜の水分だけで肉を蒸し焼きにしていきます。これをわしわしっと食べる感覚サイコーなんです!
いわゆる焼き肉のたれではなく、さか屋秘伝のポン酢にもみじおろし・葱・しょうがを入れつけて食べるのが、さっぱりと素材の味を感じられるのが良い。

手前みそとは重々承知ですが、これを戦後すぐ考えた先人はすごいなぁ。
昭和20年代、その頃は肉を日本料理で食べることはほとんどなく、ましてやおろしポン酢は「鍋料理」に使われるもの。当時は画期的でしたでしょうね。

当時は「大名焼」は太郎さんの提案で「外で食べたい!」と庭などの野外で提供してたんですって。そしたらそこに「夏みかん」がなっていてこれを絞ってつけたら絶品だったとか。さすがの太郎さんも「これはおしゃれな味だ」と大感激だったと聞きました。今はいろいろ素材を調整した「特製ポン酢」に落ち着きました。



~閑話休題~

ところでその「三島広小路・創作居酒屋THEすすきの」さんのジンギスカン
毎日「大名焼」を焼きまくったわたくしめが、しっかりと焼かせていただきます!
まず牛脂?羊脂?をジンギスカン鍋にのっけて油を回して、そして野菜をまず敷きます。野菜の水分で蒸し焼きになるようにラムを被せます。じゅうじゅうとふっくら焼き上げたら甘めのたれにつけて。

うまい!
こういうシンプルなのが美味しいんですよね~
まぁ焼いてるひと(私!)も上手ですからww


こんなに美味しそうな「theすすきの」in三島。とっても良心価格で本場北海道料理がいただける最高のお店です。こんなものが伊豆で頂けるなんて・・・

しかし残念ながら2022/10/30(日)で閉店とのこと。感染症の一番苦しい時を乗り越え、12年目に入ろうとするところ。私の後悔と反省は「自分が好きな飲食店を支え守れなかった事」なんだかんだ頻繁にというほど通い続けられなかった。

私自身もこの3年間は大変だった(何なら今も大変だし)けれど、閉店と聞いてから惜しむのではなく、そのお店が継続出来るように応援すべきだと、いつも思う。本当に申し訳ない気持ちでいっぱい。

飲食店が目の敵にされていた頃、天城の田舎から閑散とした夕方の三島へ何回か通った。本当に全く人が歩いていなかった。うっかりするとあまりのお客様のなさに早じまいされてしまったこともあった。あの寂しい街の灯り、今でも胸がきゅうっとなる位忘れられない。

あなたの好きなお店、ぜひ守って下さい。守る方法はあります。

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