最近思う事・・・大手マスコミも???

最近特に「報道もいい加減だなぁ」と思うことがしばしば。
昔は活字になったり新聞TVで報道される内容は、かなりしっかりとした情報源があって成り立っているものだと思ってきました。けど、そうじゃないんですね。
一か月ぶりに訪れた方よりこんな話を聞きました。
「伊豆はGW良かったそうじゃないですか?」
「え、まだまだ本調子じゃないですよ。そんな情報どこから?」
「いやぁネットに載ってましたよ」
「えー?!」
ということで教えてもらったネットニュース&大手新聞社の記事

GW:熱海「絶好調」、伊東も安近短志向で一息 /静岡(毎日新聞 2011年5月10日 地方版)
 「東日本大震災による観光客の激減」で苦しんでいた熱海温泉だったが、ゴールデンウイークの大型連休(GW、4月29日〜5月8日)では一転、ホテル、旅館とほぼ満室状態になった。伊東温泉も同様で、観光客の「安近短」志向を受けた格好で、資金繰りに切羽詰まっていた経営者たちも「これで一息つける」と胸をなで下ろした。
(中略)
◇GWの後半は下田振るわず 東京から遠く
 一方、下田温泉は連休終盤が振るわなかった。下田市観光協会によると、旅館・ホテルの宿泊率は4月29日〜5月1日までは80%超、3〜5日はほぼ満室になった。しかし、6日以降は50%超程度。道の駅の「開国下田港」の客数も前年比約20%減だった。同協会は「熱海・伊東より東京から遠く、伊豆急行の減便も響いたのでは」と肩を落とした

あくまで「熱海が良かった」だけであって、下田はまだまだです。伊豆全体からしたらどちらかというとマイナスであった感触です。しかしこの記事では「伊豆のGWは盛況で良かった」とひとくくりにされてる、もしくはそのような印象を受けてしまう。
この記事、地元の雰囲気とはかなり違うんです。文字にしちゃうとこんな書き方になるのか??この新聞を見てそうだと思ってしまう人が多くなってしまうのでしょうが、実際は「伊豆の状況はもっと厳しい」と言えるでしょう。
旅館業界は意外とお互いの情報が早いです。これは日々の物流が関わっているからで、一番現場の声がそのまま伝わって来ます。その話を総合しても、この報道内容とはかけ離れている状況らしい。私たちももちろん未だ緊張しています。うちの女将は日経しか読みませんが、それでも情報を1つの面だけでは捉えません。長く商売すると自分の肌感覚の方があっている場合もありますし。
今回の震災と原発事故については、地域によって格差が生まれてしまいました。「ひとつになろう」と必死に声がけしているのは日本が「ひとつになりにくい」からなのかもしれません。被災地では「弱い人のそばには必ず誰かが寄り添っていた」という美しい人間の姿が見られる。一方街では皆が少しずつ買いだめした故の物資不足が起こる。自粛という一見美しい行為により苦しむ関東近県の農業・観光業。「関東からの避難客」と呼ばれる人でごった返す関西都市。無責任に流されるデマと風評。それぞれに状況が違い、震災の受け止め方に格差が生まれています。一つの物差しではとても測れない。
どれが事実なのかではなくどれもが事実。多角的な視点で見ないといけない時かもしれません。惑わされないよう気を付けようと思いました。
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