「2009年09月」の記事一覧

シルク・ドゥ・ソレイユ【ZED】

「シルク・ドゥ・ソレイユの【ZED】を見に行く」なんて粋な日帰り旅を企画したのは信金の同友会。この地域の事業主さんと一緒に年に一回出かけるお楽しみ会です。

この話を聞いたとき、私はいちもにもなく「絶対行く!」と返事をしていました。が、当日風邪を引いたことと用事があったので、代わりに女将に行って貰いました。女将にもたまには本物のエンターティンメントというやつを体験してもらうのも良いかと思ったのです。

「シルク・ドゥ・ソレイユ」とはサーカスの粋を大きく越えたカナダで設立されたエンターティンメント集団。その芸術性の高さから世界中で幅広い人気を博しているのです。小さい頃サーカスは見た事がありますが、最近は機会もなくなりました。もちろんこれはサーカスって言ったらサーカスだけど、メダリスト級のキャストがバンバン参加しているし、その独特世界観もちょっと違う。エンタテ界のメッカはやっぱりラスベガスですが、そこの超高級ホテルとかで常設公演してるのが「シルク・ドゥ・ソレイユ」なんですね。なるほど。

その超一流のショーを田舎の人々が見に行ったわけです。女将には「これはすごいショーだからぜひ行ってください」と言い含めました。帰ってきて女将はコーフンしながら「すごく良かったよー!人工美の極致って感じだね」と言っていました。うーん!次は私も行くぞ!!

実は女将はまだ足が完全ではないので、ちょっと心配していたのですが、車椅子も貸してくれたり親切だったそうです。これからの時代はどんどん車椅子でも出かけられるようにならないと、まだまだ元気な人達の楽しみを奪ってしまいかねませんね。これからも女将は遠出が車椅子になりそうなので、携帯車椅子を買うしかないなと決心しました。

周りの人の中には必ず素直じゃない人も居て「全然たいしたことなかった、どこどこのサーカスは象が出たのに、これは動物が何にも出ないじゃない」とかなんとか。ひー!動物が出ないからダメだってサー…「パリのムーランルージュの方がすごい」とか言っちゃう人も(比べるところが全く違う…)。モノを知ってるんだか知ってないんだか…?理解に苦しみますが、とりあえず芸術作品には素直に感動したいものです。

「ほぼ日」でおもしろく紹介されていたので、ますます見に行きたくなってしまいました。次こそは!!

シルク・ドゥ・ソレイユ【ZED】

「シルク・ドゥ・ソレイユからの招待状」ほぼ日刊イトイ新聞