「は)伊豆のほほんだより」の記事一覧

素朴な露天風呂付き旧館はなれの秋

素朴な露天風呂付き「旧館はなれ」も1室ございます。
のんびりと自分だけの露天風呂に浸かるのも、なんとも贅沢ですね。
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もちろん源泉100%かけ流し!
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紅葉本番の特別室はこんな感じ?

紅葉の名所でもある吉奈温泉。およそ60年前に植えられた紅葉が美しくなっています。
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古刹「善名寺」も赤く染まります。お散歩にいかがでしょうか?
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特別室「館山荘」はゆっくり過ごせる風情溢れる2間続き。広縁に腰掛けて秋の紅葉を眺めるのもおすすめです。
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しかもコチラのお部屋には、総檜の内風呂が付いています。特に601号室はご覧のように窓が観音開きになって、せいせいとした開放感!ちょっとした露天風呂気分になりますよ。夜はこのお風呂から星空を見るのもロマンチックです…
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元造り酒屋の【御宿さか屋】に『静岡の地酒』アリマス!

「静岡の地酒」と聞いてピンと来ないかもしれません。でもちょっと日本酒に詳しい方ならお分かりかと思いますが、静岡県は意外と『地酒の銘醸地』のひとつとして酒造りも盛んな土地なのです。

静岡の地酒が大きく飛躍したのは、昭和61年に開発された「静岡酵母」が大きな原動力となっています。その年の「全国新酒酒鑑評会」では全国的には無名であった静岡の地酒が、金賞の実に1割近くを占めるという快挙を成し遂げたとか。

静岡酵母は、酢酸イソアミル優勢の柔らかな果実香を引き出す、静岡県開発のオリジナル清酒酵母。静岡酵母で醸した酒は「静岡型吟醸」と呼ばれ「フレッシュで飲みあきしない酒」「フルーティな香りで、雑味のない綺麗な酒」「優しい味と香りで、食中酒として最適」と評価されるそうです。
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昔は造り酒屋をやっていた「御宿さか屋」。今はさすがに本業を宿屋にしてしまったため、酒造りはしていません。その為親類の酒蔵に造ってもらっています。そんなこんなで、当館では静岡の酒を集め、いくつかを「利き酒セット」としてお分けしています。

内容はその日によって様々ですが、御殿場の「金明」・芝川町の「富士錦」・藤枝市の「初亀」・掛川市の「開運」・浜松市の「花の舞」など。
時には「洞爺湖サミット」で食前酒に使われたというので、現在入手が大変困難な焼津市の「磯自慢」も入る事があります。さか屋では以前から「磯自慢」の販売はしていたのですが、サミットうんたらのおかげでこんなに入手しにくくなってしまって、本当にメイワクです。

でもイチオシはやっぱり「さか屋の酒」!!御殿場の根上酒造さんに作って頂く大変希少な酒です。すっきりとした辛口の味わいは、湯上りの晩酌や食事中の酒としても飲みやすく大変好評です。

せっかくの「御宿さか屋」ですから、ぜひ日本酒を召し上がってみて下さい。

吉奈温泉の紅葉はいい感じになってきました

寒暖差が大きくなるに連れ、紅葉も染まってゆきます。今はオレンジ色の吉奈温泉ですがもう少ししたら赤い紅葉もご覧になれるでしょう。
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寒くなると一段と温泉が身体にしみる感じ…。

先日おいでのご婦人は来年80才とおっしゃってました。来館時は杖よりも車椅子の方が良いかなと思うくらいのご様子でした。が、お帰りの朝は杖を器用につきながら、すいすいと階段を下りて来られたのです。驚いて聞いてみたら「部屋の露天風呂を足湯代わりにしてずっと足を温泉に浸けていたの」とおっしゃいます。吉奈温泉の効果てきめんですね!
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来週にかけてが紅葉の見頃でしょうか?でも12月になっても当分紅葉は続きそうですね。

京都のお宿探訪

だったら行ってみたいと思ったのは、注目しているお宿があったから。数年前ある研修旅行でお知り合いになった若女将さんのお宿を訊ねてみたかったからなのです。

「祇をん新門荘」の若女将さんはお若い頃から第一線で活躍されている美しい方で、彼女に会いたくて訪れるお客様も多いとか。いろいろと努力・工夫されている姿を一度現場で拝見してみたかったのです。
とはいえ、ピーク時の京都でお忙しいのはわかっていますから、お会いできればラッキーという気持ちでした。

8時も過ぎてましたが快く迎えて頂き感謝しきりでした。いろいろとお話し伺う事が出来、京都まで来たかいがありました。同じ若女将という立場の方にお会いする事は非常にまれですし、彼女のような聡明な女性が同業というのはなんとも心強いことです。

既存の京都の宿というイメージにとらわれずに新しいものを、彼女だったら作れるでしょう。私もがんばらねばと思いました。
ちなみに彼女のブログは積極的に動かれている様子が伺え、コアなファンも多い人気ブログです。読めばこのお宿に行きたくなる事まちがいなし(笑)!京都にお出かけの際はぜひ。今回は団体旅行でしたので、次回は私も泊まらせて頂きたいなと思っています