「は)伊豆のほほんだより」の記事一覧
露天風呂付き客室に泊まってみました!
実はあまりに精神的にも疲れたので、先週から元気が無かったんです。そんなときたまたま、露天風呂付き客室に用事があって、ひょいと部屋を覗いたんです。そうしたら、なんとのんびりとした景色がそこにあるではないですか。
なんでしょう?このまったり感。暗い室内から露天風呂に向けてのあまりの美しさに、しばし呆けてしまいました。
あんまり閉じ込められた感もなく、ただ涼やかな風が庭園に向けて渡っていきます。
う~ん・・・気持ちいいね、ココ。
ということで、露天風呂にお湯は無かったけど、無理を言って一晩泊まってみました。
お風呂はもったいないから、総檜の内風呂に温泉をためて・・・と。内風呂とは言っても、通常の家庭用サイズよりちょっと大きめなので、なかなか温泉は溜まりませんでした。この木の肌触りは、何ものにも変えがたいですね。部屋の電気を消してお風呂に入ると、空の星が良く見えました。この内風呂もなんとも気持ちの良いものでしたヨ。
温泉で疲れを取って、お布団に滑り込み・・・。日本家屋の天井は見ているとけっこう渋い芸術品ですね。なんか贅沢な感じで眠れました。
皆さまもぐっすり眠れる休日を試してみませんか?
7月・8月限定のお茶~夏抹茶・氷点て
実は御宿さか屋はお茶にもこだわっているのです。
お部屋にお出ししているお茶は本場静岡市から毎週届けてもらいますが、コレが意外に人気です。緑茶とほうじ茶の両方をご用意しており、これまたどっちも美味しい。ほうじ茶マニアの方も絶賛した「ほうじ茶」はお腹に優しくて、譲ってと言う方も。
もうひとつはご到着の際のお茶。こちらは京都から取り寄せている特別なお茶です。7月8月の2ヶ月間だけ【氷点て(こおりだて)】を実施しています。
最近はどこでも抹茶を呈する宿が増えましたが、たぶんあまり見ないスタイルだと思います。きんきんに氷で冷やした水で抹茶を点てます。お湯で点てるのより3倍以上難しい…!なかなか泡立たないのです。技術がとおぉっても必要なので、もしうまく点ててなくてもご容赦下さい。でもお味は本当に美味しいですよ。
実は両親の仲人がお茶の先生で、しかも偉い人なのです。私にとっては親代わり…ビシビシしつけられましたが、プレッシャーに負けてお休み中…。でもお茶を点てるのだけは「数をこなしてるから、とっても上手」とほめて貰えます♪
最近このお茶に、お褒めのお言葉を頂く事が多くなりました。「来年もこの時期に来ればこのお茶が飲めるのね?」と言ってくださる方まで…ありがたいことです。
静岡のお茶屋さんは「ペットボトルのお茶が主流になっちゃって、いわゆる茶葉が売れなくなってしまった。お茶離れかなぁ…」と嘆いてましたが、本当のお茶の美味しさを感じる方は反対に増えているような気がします。これもペットお茶がお茶のすそのを広げたのでは?さか屋のお部屋でもぜひお茶を飲んでみて下さいませ。茶葉のよさが分かりますよ。
伊豆の美味しいもの~沼津 ブラスリー【ラパンアジル】その2
続きますよー!今度はお肉料理ですね。
これは無難に「仔牛のソテー」
もち豚のグリル
冒険の一品 鴨のわさび胡椒と柑橘系のピンクペッパーソース
鴨はちょっと強烈な味。鴨がもっと小さく出てくるかと思ったら、けっこう「肉肉しくレア状態」で大きく出てきたので、すごかった。
デザートはこちら
やっぱりフロマージュ。ブルーチーズは臭くて美味しい…。
抹茶アイスとごまのクレームブリュレ
モモとカシスシャーベットのメルバ風。かわいらしくて派手!美味しそう!!
マンゴーのババロア パッションフルーツのソース
魚も肉も含む4品で自家製パンとコーヒーも付いてなんと2730円!ムムム・・・。これはスゴイ。そしてなんかお腹いっぱいになっていた。
フランス料理はもともと出てくる時間がかかるもの。当然ながら空腹時にはちと辛かったので、パンのおかわりをお願いしちゃいました。快くOKしてくれたのもうれしかった。
会議をしながらだったので出てくるのが遅く感じたけど、デートだったらサイコーに良いお店でしょう。典型的な相対性理論ですね?
伊豆の美味しいもの~沼津 ブラスリー【ラパンアジル】
地元の旅館の息子さんに「地元で美味しいお店知りません?和食以外で」と聞いた時も出てきたお店です。沼津のビジネスホテルの1階にあるフランス料理店。ここは手頃なお値段で、しっかりとしたプリィフィクスコースが食べられます。今回は前菜+お魚料理+お肉料理+デザートのコースにしました。
今話題のジビエ料理「鹿肉」のお皿。
次はお魚料理
パリッと焼かれた白身魚と松茸のポワレ。酸味の利いたグリーンのソースに枝豆。
えびっぽいものを包んだ何か。
なんちゅう説明やねん!って美味しいです・・・
身延山に行ってきました
吉奈温泉のランドマークはもちろん【善名寺】ですね。もともと違う宗派の寺院だったのですが、江戸時代多くの寄進をしたお万の方が自身の信仰する「日蓮宗」に改宗させたのです。
そんなこんなで、もちろん当家も何かあるごとに日蓮宗の総本山「身延山久遠寺」に出かけます。今回は例の失踪騒動中…。
私共家族にはとーっても好きなものが幾つかありますが、その中でも大きな位置を占めるのが「富士山」と「お寺」。身延山には富士山とお寺両方ありますし、うちの社長は『神?頼み』が生活の基本。どちらかと言うとけっこう頻繁に身延山に出かけます。参詣する事によって日常のいろんなことをリセットする意味もありますね。
やはり精霊が集まるような「パワースポット」に来ている感じがします。清浄な空気感となんとも言えない静けさ…こういうところに来ると気持ちが引き締まり、気分が良くなります。お線香の香りは日ごろの俗世の垢を洗い流してくれそうな感じがして割合とスキ。
団体で参詣においでの白装束の方々も多かったです。しかし4時半には添乗員さんの掛け声で記念写真を撮って、瞬く間に居なくなりました。
ピッカピカに磨かれた廊下の先で涼む人たち。一番いい位置ですね、ソコ。
5時45分かな、お寺の若い衆が大きな鐘を突きます。それを待っている方もちらほら周りにおいででした。荘厳な鐘の音を聞いた後、久遠寺を後にしました。
今回は次第に忙しくなる夏のシーズンに向けて、いろんな意味で雑事を頭の中からリセットする為に出かけました。そんなに信心深いほうではないですが、お寺ってやっぱイイですよ。