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特別室「館山荘」は昔の情緒溢れる「古いお部屋」です

当館の特別室「館山荘」は特別室ですが、「豪華な部屋」ではありません。
昭和28年に当館の山林から切り出した銘木を使い建築した純和室。木造2階建てに全6室の棟。当館の先代と先々代がある方のお屋敷を模して作ったと思われます。
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意匠がものすごく凝っていて面白いというものではありませんが、由緒正しい昔の家屋といった感じでしょうか。その当時最大の大きさのゆがんだ硝子。これを通して見た庭の景色はなんとなく優しく見えるから面白い。銘木の柱はそれぞれに個性的な魅力を発しています。ものすごいインパクトの黒柿の柱もあれば、パッと見て何がすごいのかわからない杉の柱もあります(実はこの杉が一番珍しいのですが)。

お庭が好きな方は1階部分に。遠くを眺めるのが好きな方は2階部分と、おなじみ様にもそれぞれお好みのお部屋があるようです。私共もこの6室を「御宿さか屋の心」と思い大切にしています。
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また一方で響きやすい木造建築の為、お子様は8ヶ月の乳児までとお願いしております。あるサイトには「子どもより部屋の方が大切」なんて書かれちゃいましたが、この部屋はお話して理解できる大人の方に楽しんで頂きたいのです(確かに大切にしている部屋なので)。予約の際によく読んで頂ければ、ご理解も頂けるのだろうと思います。

ちなみに御宿さか屋はお子様大歓迎のお宿です。なんせ多くのお礼参りのお子様(ほぼ未就学児)が来館されますし、ご両親も安心できる「響きにくいお部屋」(鉄筋棟)もご用意していますよ。その辺は何十年、いや何百年とお礼参りのお子様がおいでですからね。ある程度のノウハウあります。
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また「特別室だから豪華なはず」と思われるのもちょっと違います。当然築50年以上経っていますから古いですよ。しかし畳などはもちろん手入れし入替え済みですし、水周りはシャワートイレもバッチリ完備。
マンションで暮らす時には経験しないでしょうが、庭付きの木造建築ですから雨が降る日は地面の濡れる匂いがします。木造ですから多少機密性に欠ける場合もあります。窓から見る景色はゆがんだ硝子越しです。こんな事もあるこの木造の部屋を、理解して感じ取れる方に泊まって頂けたらと思います。

実は私も時々ふぃっと特別室にひとりで泊まってみる事があるんですよ。感想は・・・マジ最高です・・・。これは泊まってみないと分からないでしょう?ぜひお試し下さい。朝食に起きられないかも知れません。

展望露天風呂付き準特別室からの紅葉を!

展望露天風呂が付いている準特別室「丸山」は吉奈の山並みが見渡せます。
今だったらこんな感じでしょうか?
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寒暖差が大きくなって、オレンジや黄色・赤にだんだん染まりつつある山を見ながらの「紅葉風呂」がおすすめです。
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このお部屋はもともと2つのお部屋だったのですが、改装時に2つを中廊下でつないだコネクティングルームにしてしまいました。
↓ 手前の部屋は居間と露天風呂付き
1939-露天付き準特室
↓ 奥の部屋はゆったり広めの和室。静かに眠るのにぴったり。簡単なマッサージチェアもあります
1940-露天付き準特室
それぞれ壁でしっかりと孤立したお部屋が2つつながっているので、3世代や2世代の旅のご旅行でもOK。夜中でも両方のお部屋からトイレにたてます。

この期間はこのお部屋を利用しやすいモニター価格にしています。どうぞお試し下さいませ。

特別室の寝心地は最高でした・・・

実はのーんびり過ごせる特別室【館山荘】昨日は友人が遊びに来てくれたので泊まってみました。
サイコーの寝心地です・・・。最近良く眠れないと言う方、どうぞお試し下さい。今週週末は【彼女半額★特別室プラン】もあと2室ございます。2名までならお部屋食も確約、特別室でのんびり過ごすには、ぴったりです。
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★【総檜内風呂付き特別室】のプランはコチラ★

さか屋の秋のメニュー・・・梨のババロア

シルバーウィークって初めて聞きますが、まぁこういう並びもあるって事ですね。次は2015年とか。連休は当分来ないみたいです。が、この時期連休があるのは、旅館業としてはありがたく思っております。

今年は夏があっという間に終わってしまい、8月後半は海側が人気でした。海はやっぱり夏を感じさせるものですね。そしたら秋はやっぱり山あいの田舎の宿でほっこり…がオススメです★

天城・中伊豆の良いところは海まで30分の好立地にありながら、なおかつ山に包まれた地区であること。海の幸も山の幸も両方よくばれるのが、良いところ♪わさびと言う最高のスパイスを得て、食文化的には最高の条件ですよ?
1870-会席甘味
会席コースの最後に口直し★梨のババロアです。ごつーい板前がちまちま作ってます♪美味しいですよ

秋のメニュー★美味しそうに変わりました

一年で一番美味しそうなこの時期…。創作会席の秋メニュー始まりました!
1864-会席前菜
秋の前菜は「ふきよせ」松茸・ぎんなん・きぬかつぎ・むかごよせ…秋じゃなきゃ!という素材がこれでもかとのっています。
1865-会席酢の物
酢の物はウチの調理長がこだわるところ。鯖を菊花に巻きつけて、上にはなすの翡翠よせがきれい。
1866-会席焼物
「秋は秋刀魚」ですが、さか屋の秋刀魚はふとねぎに巻きつけて「秋刀魚の竜眼焼」に。葱の甘みと油がちょうど良くさっぱりと食べられます。量が多くないのも良いです
1867-会席満月椀

先椀は夏の名残のはもと名月を模した玉子豆腐の「満月椀」。春菊が月に棚引く薄雲のよう、こうなると一枚の絵ですね。これも味わい深い一品です。

こちらは創作会席のコースの一部です。