今週末2時間だけ電気を消してみませんか「100万人のキャンドルナイト」

6/21は夏至、一年で一番昼間が長い日です。
この日全国で行われる催しがあります。どこに居ても、あなたも参加できる簡単なイベントです。6/21(土)の午後8時から10時までの2時間、電気を消してキャンドルで過ごしてみませんかと言う呼びかけです。
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Photo : 100万人のキャンドルナイト実行委員会

「私たちは100万人のキャンドルナイトを呼びかけます。
2008年の夏至の日、6月21日夜、8時から10時の2時間、
みんなでいっせいにでんきを消しましょう。

ロウソクのひかりで子どもに絵本を読んであげるのもいいでしょう。
しずかに恋人と食事をするのもいいでしょう。
ある人は省エネを、ある人は平和を、
ある人は世界のいろいろな場所で生きる人びとのことを思いながら。
プラグを抜くことは新たな世界の窓をひらくことです。
それは人間の自由と多様性を思いおこすことであり、
文明のもっと大きな可能性を発見する
プロセスであると私たちは考えます。
一人ひとりがそれぞれの考えを胸に、
ただ2時間、でんきを消すことで、
ゆるやかにつながって『くらやみのウェーブ』を
地球上にひろげていきませんか。」
■100万人のキャンドルナイト■

御宿さか屋でもこの日に合わせイベントを行います。

【ホタルと音楽とキャンドルナイト】
6/21(土)8時~10時/場所:御宿さか屋ロビー
下山英二氏による音楽を聞きながら、2時間お過ごし頂きます。電気を消せば、窓の外には数匹の蛍も遊びに来てくれることでしょう。空っぽの時間を楽しんで頂けると良いかと思います。

【天城ほたる祭り】のホタル★見ごろを迎えています!

昨晩のホタルはとてもきれいに飛んでいたそうです!
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数は100を越えており、静かな出会い橋付近で優雅に飛んでおります★やはり週末はかなりの人出だったらしく「ホタルと同じくらい人も多かったよ」とお客様がおっしゃっていました。週末はどうしても混みあいますので、やはり平日が「天城らしくて」おすすめですね。

もちろんさか屋からは「ほたるバス」が毎日運行中ですので、お気軽に車で7分ほどの蛍祭り会場までお出かけになれます。

そして、実はさか屋のホタルもご覧になれます。今年は専務が手塩にかけてお世話した「箱入り娘」ならぬ高級メロンよろしく「桐箱入りホタル」が、日本庭園やさか屋大楓の枝に舞っています。こちらはまだまだ個体数はありませんが、静かにご覧になりたい方にはおすすめです。

今週からホタル観賞にうってつけの気候となります。ぜひこの機会にお出かけ下さいませ。
ちなみに今週末はあと3室!早い者勝ちですヨ★

川端康成氏と御宿さか屋

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昨日グーグルを開いたら、このマークが出てきました。6/13は作家川端康成の誕生日だったようです。

川端康成氏とさか屋の主人は碁仲間でした。当時吉奈にあった「碁会所」に川端さんは通って来たそうです。随筆にも当館主人のことがちらりとふれてあります。それによると、うちの先々代はかなりの碁の名人だったらしい…。

さか屋に逗留するという話も無かったわけではないらしいです。ところが予算が合わなかったとか。残念…もー(怒)!ひぃじぃさん!見る目ないなぁ。ノーベル文学賞よ?

そんなこんなで私も一応国語国文学科を卒業しましたので、少なからず天城の近代文学の影響は受けて育ったようです。ちなみに私は宮沢賢治だったのですが、研究対象の育った環境や作品の舞台に足を運ぶことは、大変重要でした。そこにある空気感と言いますか、「行間を埋めるもの」を発見できると思います。

天城隧道を歩いて学生と踊子一行の足取りを辿ったり、川端康成氏が滞在した湯ヶ島の宿「湯本館」さんを訪ねてみるのも、天城の楽しみ方のひとつです。

天城には他にも天城出身の井上靖を始め、横光利一・島崎藤村・尾崎紅葉・梶井基次郎などなど、縁の文学者は大変多いです。興味をお持ちの方はぜひ!道の駅・天城越えの場所にある【伊豆近代文学博物館】へお出かけ下さい。分かりやすく展示されています(私もよく通いました!)。

昭和の森【伊豆近代文学博物館】

今週末もきれいです★天城ホタル祭り!

今週もおすすめですよ!今だからのほたるをご覧になりませんか?今年はなんとか撮影してみたいものですが、とにかく難しいんですよね。どなたかコツを教えて頂けませんでしょうか。
6/21(土)はあと特別室があります。お早めにどうぞ。
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緑の庭が眺められる銘木建築の特別室。ゆったりと過ごせるお部屋です。
【天城ほたる祭り】会場までは車で6分、当館からは毎日ほたるバスで送迎がございます。

夏の天体ショー【ペルセウス流星群】今年の極大は8/13の深夜2時

結構昔から星空を眺めるのが好きです。特に天城は田舎で電灯が無いので、ぐるりと山に囲まれ、闇の中に浮かび上がる星空は格別に美しいのです。
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7月からは山の中に「蛍ウォッチング」にお連れしますが、この場所は蛍にとっても大切な「闇の場所」です。
当地に来た友人達は、通常闇に触れることはありません。感心しているのか、恐れているのか?口を揃えて「真の闇だね」と言います。私も世界はこんなに暗かったのか…星空はこんなに明るかったのか…といちいち感動しきりです。
さえぎるものの無い星空は見ているだけで、心洗われます。ましてや流れ星が見えたりなんかしたら、最高ですよね。

夏は絶好の流れ星シーズン。これを機会に星空を眺めるのも楽しいですよ。今年のペルセウス流星群は極大が8/13だそうですが、その周辺でもかなりの流星が見られます。空気の良い天城で見ると格別に美しいと思いますよ。

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毎年7月下旬から8月中旬にかけて活動し、8月12~13日の夜に極大出現となる「ペルセウス座流星群」は、学生にとっては夏休み時期に当たり、夜間の気温も高い時期であることから「年間でもっとも見やすい流星群」であると言えます。出現数も極大夜で一時間当たり30~50個、極大をはさむ一週間でも一時間あたり10個を越す出現が見られますし、比較的明るい流星も多く出現しますので“見ごたえのある流星群”と言えるでしょう。(日本流星研究会HPより)