どっちの料理ショーにも出てた「手長赤座海老」の御造り

 akazatenaga.jpg中伊豆・天城は街道制度が出来た江戸時代から旅人が増え、伊豆では一番古い文化を育んだ場所です。山だけでなく海にも車で30分と近く、海と山両方の食と、絶妙の香辛料「山葵」も加わって意外に食文化は美味ぞろいなんです。
さか屋では地の素材を厳選しますが、おすすめは駿河湾戸田港であがる希少な「手長赤座海老」。どんなにコストが上がっても「どうしても食べて頂きたい」という当主のこだわり素材です。ボタン海老や伊勢海老とも違う独特の強い甘みをぜひ一度お試し下さい。
中伊豆なのでお刺身いっぱい!ではありませんが、駿河湾ならではの味を満喫して頂きたいと思います。

御宿さか屋はお客様に育てて頂いてマス…

連休も皆様遠くからお越し頂き、誠にありがとうございました。楽しい旅になりましたでしょうか。行き届かなかった点もあるかと存知ますが、またお会いできる日をお待ち申し上げております。
さて、ここで当館のお客様のお話。おなじみ様のNさまはどうもかなりの食通。度々お越し下さいますが、今回のリクエストは大名焼で肉も食べたいけど「会席コースの静岡おでんが食べたい!」でした。9月中旬からの新メニューでしたが、速攻で料理オプション「静岡おでん」の設定が決まりました。女将曰く「最近はお客様の方が率先して、さか屋を研究・進化させて下さるのね!スゴイわね!」確かに…。
本日の会議で早速「お食事のカスタマイズお受けします(平日のみ)」案が提出・可決されました。近日中に実現予定、リピーターの皆様にご利用頂けると思います。遠慮なくご相談下さいませ。

天城山へ登ってみませんか?

amagi-san-120.jpgとは言っても「そんなにハードなのはちょっと…」というアナタ!そうですよね〜私も「あんまり運動しない方だし、軽いウォーキングぐらいならいいんだけど」と思ってました。実は路線バスがあるんです、八丁池口バス停まで。下車後あと3キロ歩けば八丁池に辿り着くと知り、天城人として八丁池ぐらい行っておこうと参加しました。amagi-san-123.jpg
八丁池口行きバスは環境保護の為一般車は立入り禁止の道をずんずん登っていきます。この眺めを見るだけでもかなり爽快!天城は森の町なんだと感じる瞬間です。植林された姿もまた美しい…と感動。バス停について歩き始めるとヒメシャラの木肌の美しさに見とれたり、小雨を受け止めたブナの葉から、幹を伝って流れる水音を聞いたり、まさに森を体感です!

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料理に良く合う!元造り酒屋の「さか屋特製地酒」

jizake0496.jpg空気がすっかり秋です。美味しいものNEWSが各地から聞こえてくるようになりました。私自身はあまり飲めないのですが、料理と合わせたお酒は頂きます!
御宿さか屋はその名の通り、江戸時代まで元々は造り酒屋でした。今では宿屋専業ですが、現在は親類の造り酒屋に「さか屋特製地酒」を仕込んでもらいます。どちらかと言えばすっきり系辛口で料理にぴったり。あまりお酒を飲まれない女性にも好評です。この酒にハマッて、お酒の為だけにおいでの方も少なくないという「魅惑の酒」なんですよ〜。
日本酒というと、神戸とか新潟とかが有名ですね。通に言わせると静岡は独特の「静岡酵母」があり、酒好きにとっては隠れた銘酒の宝庫なんだとか。日本酒品評会でも受賞が多い県なのです。さか屋でも静岡の銘酒を県内走り回って取り揃え「利き酒セット」を作りました。飲み比べも楽しいかも。

「伊勢海老たべたーい」なら今!

ryouri-siogama-IMG_0275.jpg伊勢海老漁は9月が解禁。いよいよ旬になって来ました。
旅館の伊勢海老レシピは割と限られており、味噌汁はとにかく、どこへ行っても鬼ガラ焼き・刺身・具足煮の3つしか出てこない…。
伊勢えびの刺身だと食感はイイのですが、少し火を通した方が甘みが増すような気がしますね。もうひとつはやはり甲殻類としての殻の旨み。カニ鍋のおじやが美味しいように、甲殻類の旨みはやはり殻にあり。アメリケーヌソースも殻の旨みで作りますし、エビチリも殻付きのまま調理すると、(食べにくさはあるけど)格段に美味しい。
さか屋では塩で蒸し焼きにすることで、その身に殻の旨みを移します。とっても上品な伊勢えび料理「伊勢海老の塩釜」は、身を海老味噌につけてお召し上がり下さい。少量でも満足感はありますよ〜。
※今だけなんと通常の半額「伊勢海老の塩釜」をご用意!これは外せません。1日限定8台。早い者勝ちです!(写真は1匹・4名様分)