「2014年05月」の記事一覧

温泉宿でのお食事時間は

温泉での休日を提供するのがお宿の仕事。これには料理提供も含まれるわけですが、そのお時間について考えたことはありますでしょうか。

お客様によっては、いつも夜8時ごろ食事をとっているから7時以降が良いとか、お昼を遅めだったので遅い食事が良いという方があります。でもだいたい皆様その時間まではお腹が空いてしまって待てないという結果になることが多いです。

これは温泉浴が意外とカロリーや体力を使うからです。温泉は様々な成分が含まれるため、自宅と同じように入浴しても効果は全く違います。日常生活に比べ身体はより活性化され新陳代謝も進むために、血の巡りが良くなり発汗も促されお腹の中もよく動くようになります。

また当日は自宅を離れ長距離を移動していますから、通常の生活と違う筋肉を使うなどなにかしら身体は運動しているものです。気持ちは「旅行気分」で盛り上がっているのですが、身体が「知らないうちに疲れていた」状態は温泉地ではよくあります。

そして夕食後はせっかく温泉に来たのだからといっぱい入浴する事になるでしょう。温泉入浴の後、子供の頃のように疲れて寝落ち出来たら一番理想的な休息ですね。実はこの時点で夕食がある程度消化できていると、更に健康的には良い状態です。「食べた後すぐ寝ると牛になる」との戒めは、寝てしまうと身体の消化速度が落ち胃に負担がかかるからなのです。

その為にもお宿での夕食は夜6時~6時半周辺からスタートさせ、就寝までに時間を取っておいた方が体調をご自身で調節できるのです。また温泉には自律神経を復調させる効果も期待できます。これができれば翌朝はすっきり!朝食もおいしく食べられます。
1958-白藤の湯つまり日常と違う要素が3つも重なっているのです。
①温泉浴によるカロリー消費
②日常範囲からの長距離移動による疲労
③早めの食事で体内消化や自律神経の調整を図る

そういう訳で当館では夕食のスタートを夜6時台からおすすめしています。料理店ではないので、全てのお客様に一気に料理を提供するのは難しい為、時間を少しずつずらしてお越し頂いております。また料理内容により必要なご案内や場所が変わったり、提供時にサーブが必要な場面などが違うため、ある程度順番にご案内をします。

夕食時間を決める時に「どれでもお好きな時間に」と当館が言わないのは
①コースによる違いでお客様にご迷惑をお掛けしない為
②心を込めて作った料理を良い状態で食べて頂きたいから
③日常とは違う温泉地での過ごし方を考慮した上でのご提案
だからです。
温泉地での行動パターンを何千例見てきたプロですので、お客様の不利益になることはおすすめしません。ご理解下さいませ。
また当日特別な理由がある時は、もちろんご相談下さいませ。最善の方法を考えご提案いたします。

そして当館のご提案はご到着時間によっても変わります。遅い時間帯にご到着のお客様には選択肢が少なくなることはご了承頂きたいと思います。
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創作会席&一般室は以下のプランです。
創作会席【天城越え十八品プラン】20,500円~22,000円
軽め会席にキンメ付【謝恩★特別会席プラン】18,500~21,500円

岡本太郎気分に浸るなら?気軽な大名焼プランは以下のプラン
日本流ジビエを食す!【カニ&大名焼+キンメ付きプラン】18,500円
さか屋イチのお手頃価格【6月限定★おまかせ謝恩大名焼プラン】14,800円
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伊豆天城 吉奈温泉
源泉かけ流しの湯 御宿さか屋 0558-85-1100
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