「こ)伊豆ごはん・うまいもん」の記事一覧
伊豆の美味しいもの・三島広小路【ビストロ・ガワ】Bistro gawa
三島の美味しいものといったら、やっぱり野菜でしょうね。大胆に美味しく食べさせてくれる気軽なお店を見つけました。
場所は伊豆箱根鉄道・三島広小路駅のすぐ前。この辺りで幅を利かせているのはやっぱり「うなぎ・桜や」。美味しいのですが、待たせるのが難点。
またはフランス料理「アン・フルール」でしょうか。オーナー様とは両親共大変お世話になってます。こちらは可愛らしいインテリアでまとめられた本格的なお店。今回は気軽に入れるお店。
実は一度立ち寄ったのですが、パーティの準備でNG。今回やっと伺えました。広小路の駅から0分のBistro gawa
実はこの広小路の辺りは学生時代によく徘徊していたんです。お好み焼きやさんとかラーメン屋さんはまだありましたが、昔はここ八百屋さんだったよとか、よく行ったホビーショップ、駅裏の本屋さんもぜーんぶ無くなってました。当時は美大受験用の塾に通っていたのですが、受験希望者じゃなったのでそこはふらふらと塾を口実に遊んでたんです。ある日親が塾に迎えに来ちゃってバレマシタ。いまだに親にグチグチ言われます。まーそういうこともありますよね?ねっ?
と、話がずれましたが、ビストロですビストロ。
【ワンプレートランチ 1580円】がいろいろ載ってて美味しそう。
【gawaランチ(前菜・スープ・鮮魚料理・パン)1880円】もひとつ頂きましょう。
しかし我が家は職業柄お魚を見る機会が多いので、基本的に魚料理は外食で頂きません。わがままを言って夜のメニューから【和豚もちぶた 生姜風味のヴィガラード】&自家製パン(約1740円)を。
最初にランチの前菜が出てきました。お魚と玉ねぎのテリーヌ。結構大きめ。食感はツナサラダ?面白い甘みが玉ねぎから出てます。スープは三島にんじんのポタージュ。甘くてコクのある味。ホント美味しい。
この辺りで「先に作りますね」と【もちぶたのヴィガラード】が出てきました。生姜とオレンジのソースがかかったもちぶたのソテー、山盛りです!このボリュームは…3人で分け合って食べます。オ・イ・シ・イ!!!
パレットと名のついたワンプレートランチが出てきます。スープ・ハモンセラーノサラダ・地場野菜のスティック・鮮魚のソテー・もちぶたソテー・前菜4種・黒米のリゾットなどなど。地場野菜は「がりっ」と音がするぐらい厚めに切ってある。お魚の味が深い…。ワンスプーンクレームブリュレにコクのあるチーズをふりかけ、甘くない!美味しい!
味はもちろん美味しい!それだけじゃなく、ボリュームもあるのがうれしい、そして凝ってます。気軽なビストロとしては最高。3人以上でシェアして食べると、いろんなものが試せて楽しそう!お値段も高すぎず納得のお店でした。おすすめです!!!
Bistro gawa
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美味しいものを探して〜七味の話
御宿さか屋では3ヶ月に一度全入れ替えするものがあります。それは七味唐辛子。さか屋のお食事場所には楊枝・しょうゆ・七味唐辛子がセットでおいてあるのですが、意外と皆さん使うんですね、七味唐辛子。
私は個人的に七味唐辛子をあまり使いません。我が家の食卓には七味は置いてないからかな。でも使う人は、なんでもかんでもかけちゃう人もいます。あったかい汁物をみるとかけずにはいられない!とか、携帯したいぐらいと言う方も。
3ヶ月に1度七味を丸々入替えていましたが、ちょっとつまらない。そこで会席コースのお席だけ、前々から気になっていた七味唐辛子屋さんのものに変えてみました。
七味唐辛子を販売しているお店は、全国に多々ありますが、中でも日本3大七味唐辛子と言うものがあります。1つは東京・浅草寺門前「やげん堀」。西では京都・清水寺門前「七味家」。そして残るひとつが信州・善光寺門前「八幡屋礒五郎」です。
それそれの商品をチェックしてみましたが、入れ物がかわいくて使いやすそうなのが、この「八幡屋礒五郎」の七味唐辛子。昨年善光寺に行く機会があったので、試しに買ってみました。小さな缶入りで350円だったかな。おみやげにも手頃です。
さっそく買って置いたところ、お茶の師匠に「これ良いわねぇ」と言われて差し上げました。彼女には七味がなくてなならないものらしく「携帯用にするわ」とご機嫌でした。
さか屋に来たら、「八幡屋礒五郎」の七味唐辛子を試してみて下さい。
「八幡屋礒五郎」
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【天城越え18品~桜づくしの膳】
戸田港の赤座手長海老はもちろん駿河湾特産の桜海老も地元を味わうとっておきの素材。さか屋名物「養珠庵ごま豆腐」は松崎の桜葉漬けを入れたさくら風味。春らしくあさりしんじょと若布筍の「先椀」は板長渾身の出汁が胃に染み渡ります…。焼き物は「キンメダイのソテー」バターソウスとトマトソウスの2色の彩りで。ごぼうチップス添え。和の素材で洋の雰囲気の一品。おしのぎはなんとこの時期限定【ほっくほく鯛ごはん】春らしい鯛をお出汁と一緒に目の前で炊き上げます。
【天城越え18品~桜づくしの膳】献立の一部
一、名物養珠庵ごま豆腐~さくらごま豆腐
一、「駿河湾造り~春あしらい」
西伊豆戸田港赤座手長海老・鯛・鮪赤身・春だこ
一、目前で炊き上げる「ほっくほく土鍋鯛ごはん」
一、駿河湾特産「生桜えび鍋」さか屋風
この他こちらのコースには
一、豚と三島大根のピリ辛煮~ちょっぴり韓国風
一、ふきのとうのてんぷら など特別料理が付いています
伊勢海老・あわびだけが食べたいなら
こういうお電話がありました。
「おたくの料理があるのはわかっているが、その他にオプションであわびとか伊勢海老を頼むことはできますか?」
簡単にお答えすると「できます」。アワビは特別仕入になるので多少値段が張りますが、ご用意できます。伊勢海老はお刺身も良いのですが、おすすめでしたら「伊勢海老の塩釜」ですね。伊勢海老は火を通したほうが甘みが増すのです。
御宿さか屋には「地の素材を旅人の方にも食べやすく仕立てて、お腹で旅を味わってもらう」というコンセプトがあります。伊勢海老は伊豆らしさもあるので扱いますが、アワビにいたっては通常献立にありません。
このような高級食材よりも、地元の素朴な美味しい素材を食べて頂きたい。生山葵や生桜海老、赤座海老といったものですね。この食材の値段はそれほど高くないかもしれないけれど、女将と板前が「この土地らしいものを」と【お客様の為に探して集めてきた価値】は違います。
私の聞き取りが悪かったのかもしれません。が、「量はあんまり食べたくないのだけど、アワビや伊勢海老などの高級食材だけ食べたい」と仰せでした。もともと当館にない考え方です。まぁ、当館のような小さな宿がコンセプトなど笑わせるとお思いの方もおいででしょう。
でもね~、小さな宿でもゆずれないこともあるんです。イセエビアワビじゃないと食べたくないと言うのは、ちょっと…。多分もっとそういうのが得意な宿がありますから、そちらへおまかせします。
新メニュー開発中!【鯛の塩釜】出来ましたっ!
【鯛の塩釜】です。まっ白な雪を思わせる塩をたっぷりと纏った鯛。
開けてみるとこんな感じ!うぅ~ん・・・これは美味しそう・・・じゅる。白身のふっくら加減もほんのりと桜色にそまる皮のパリッと感も、なんとも言えず贅沢ですね~?
塩釜といっても塩に埋め込んでいるわけではなく、昆布などでカバーしている為塩加減はうっすら。上品に仕上がりました。
3人であっという間にパクパクと。カマのところまでしっかり頂きました!板前の腕も利かせた一品。お祝いにちょうど良いおめでたさですね。1尾5500円(税込)です。いかがでしょうか。
ちなみにこれから春に向けて鯛シリーズ展開予定です。お楽しみに!