美しい【天城】をもう一度!天城温泉郷旅館組合総会
本日は天城温泉郷旅館組合の総会でした。会場に地元市議をお招きし懇談会を設けたため、今の天城観光の現状について各宿の思うところを発表することになったのです。
数年前に天城湯ヶ島町・修善寺町・中伊豆町・土肥町が合併して出来た伊豆市ですが、同じ伊豆市でも修善寺と天城では温泉地に大きな違いがあります。
1つめはネームバリューの違い。修善寺は「修善寺温泉に泊まる」だけでお客様を呼べる、天城はそれだけでは来てくれません。それゆえ天城の宿はどれも個性的で、宿自身の魅力で来て下さる方が多いようです。
2つめは温泉が7箇所に点在していること。温泉同士が離れているため、まとまって宣伝活動や事業をすることに大変努力を要します。
3つめは人柄が優しく清廉潔白、かつ争いごとを好まない。その為伊豆市内での事業競争に対してひかえめ、予算がつく事業はだいたい修善寺にとられてしまっている現状があります。
そんな素朴な天城の人々ですが、実はみんな気づいているんです。合併によって天城という地名を失ってしまったことの重大性に。特に観光に携わる宿の人々は真剣、中には今からでも地名変更をすべきだという意見さえあります。
「天城という美しい名前を永く広く人々に覚えてもらう」←これが一番の宣伝活動なのですよ。
失ってみないと分からないのがちょっとナンですけど(私は合併大反対派でしたから)、
今からでも遅くない!立ち上がろう!と若いモンは思うのであります。
大変有意義な総会でした。理事の皆様、少しでも天城の観光事業にお役に立てるなら、パシリもしますのでお申し付け下さいネ。
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初夏の楽しみ!新緑の天城越えウォーキングへ
天城は森のまち。過ごしやすくなったこの時期、やっぱりおすすめはウォーキングです。特に山の案内人いわく「天城が一番美しい」今がイチオシ。どうぞ足元をスニーカーに替えてお出かけ下さい。
有名で手頃なのは天城隧道(旧天城トンネル)コース。「水生地下バス停」で下車して旧道に向かいます。途中、川端康成文学碑や松本清張の小説「天城越え」の舞台となった「氷室」へ向かう道があり、森の中をちょっとずつ上りながら歩きます。トンネルまで約1.8キロ、トンネルを河津側に抜けて「二階滝バス停」からバスに乗ってもいいですが、戻ってくる方が気持ち楽かな?
「登るのはイヤ。下りだけでいいや」と言う人には踊子歩道(横光利一文学碑〜島崎藤村文学碑〜浄蓮の滝)コース。←これは山道から人里へ向けて抜ける素朴で天城らしい風景が楽しめる若女将お気に入りのコースです。あまりメジャーじゃないので、ゆっくり楽しめますよ。
ちょっぴり本格的に行くなら、まずは「天城山・八丁池」コースでしょう。バスで「八丁池口バス停」まで行けば八丁池まで約2キロ、原生林や野鳥の声が清清しい森のウォーキングです。これはぜひ行くべき、私も数回出かけましたがおすすめです。
女将が【てづくりおにぎり&お茶】をご用意するプランもありますので、どうぞ出かけてみて下さい。森林浴で心も身体もすっきりしますよ★
創作会席「天城越え」18品コースの美味しいトコロは?
実は創作会席「天城越え」はもともと「18品(種類)の料理を出したい!」という女将の思いから生まれたもの。ですから18品コースで完成形なのです。
その後「もっと【軽めのメニュー】も選べたら良いね」と言うお客様の声からお手軽創作会席コースも生まれましたが、やはりおすすめは18品。
じゃあどう違うの?と言うことで今回その一部を見てみましょう。
春のお魚【さわら】に新じゃがとねぎで作ったマッシュポテトみたいな和風じゃがばた餡をのせ、蒸し上げます。仕上げは板長渾身の銀あんとたらの芽をのせて。【さわらの南蛮蒸し〜和風じゃがばた餡で】は口に入れるとふわぁ〜っとほんのりバターの香りがする不思議でやさしいお味になっています。
見た目の華やかさはありませんが、朝生料理長らしい「繊細な味で勝負」な一品です。
【鶴瓶の家族に乾杯】で天城は盛り上がってる?
NHK総合4/16放送【鶴瓶の家族に乾杯】のネタで申し訳ありません(笑)
だってスゴイんです、情報網が。さすが全国放送。
お客様がドッと増えた…なんてオイシイ話はありませんが、実際お客様でご覧になっていた方はかなり多いようで、ご予約もありました(感謝!)
既に書きましたが、TVに出た当館の社長は放送中居眠りをしており、TVを観た東京の友人の電話に起こされました。最初に話しかけられた当館のフロント係は遠くに住む友達から「さか屋の制服がかわいいね」(ピンクの作務衣)と言われたとか、わさび農家の浅田さんちの奥さんはとってもきれいな格好をしていたけど、たまたま病院に行った帰りだったんだとか。出てくるおば様たちがみんなお肌がキレイなのは(軒並み70〜80代越えですからね)吉奈の湯はそんなに良いのかとか。ハァハァ…。
天城の人々、特にシニア層のネットワークに、インターネットに匹敵する情報伝達能力があるとみた。スゴイ…。
鶴瓶師匠が調子外れの「天城越え」を歌えば「あんれ、石川さゆりが泣いとるで」。「おばあちゃんボクシング好きですか?」なんて聞けば「わしゃあんな乱暴なもんはきらいだ」。「僕NHKの紅白出たんですよ」と言えば「最近の紅白は面白い歌がないで、わしゃ見ないさ」
さすがに放送では使えなかったヨネ…。お気の毒です。
でもね、でもね、おかげさまで天城はどうやらこの話題でカナーリ盛り上がっているらしいんです。ありがとう!NHK!
出入りの取引先の方には「社長!出てましたね〜。(トボケっぷりが)いつも通りでしたね〜」と必ずと言っていいほどお声がかかります。コンビニや商店・病院でも同様。来週も後半が放送されますが、どうなってしまうんでしょう。ま、今回は出ないからちょっと落ち着いていられるかな。
「やまちゃん、それなりに年取ったねぇ…」って父を幼い頃から知るYさんからの電話。Yさん、父はもう3才の子供ではありませんので、よろしくお願いします。
【鶴瓶の家族に乾杯】NHK総合テレビ
4/16(月)・4/23(月) 夜8:00〜8:45
(再放送BS:4/24(火)午後4時30分〜5時15分)